はじめに
私の仕事では、多くの場合、プロジェクト単位で進めることが一般的です。新しいプロジェクトに取り組む際には、社内でレビューを実施し、リスクを洗い出して対策を講じたうえで承認を得て進行します。しかし、プロジェクトによってはリスクが高く、すべての問題を完全に潰しきることが難しい場合もあります。
つい先日、まさにそのような状況に直面し、いろいろと議論と策を講じてレビューを行いましたが、建設的な議論にならず、正直モチベーションが下がる時期がありました。プロジェクトの承認が得られず、次に進めないジレンマに陥っていたとき、ある上司からの言葉が私の心に深く響きました。
上司の言葉がもたらした気づき
その上司は次のように言いました。
「レビューワー(Go判断をする人)は長くて1~2年の視点で見ている。それは安全に過ごしたいからだ。しかし、この仕事は5年先の仕事を拡大するきっかけになるものだ。だから、5年後の飯のタネだと言い切ればいい。」
この言葉は私にとって新鮮な視点をもたらしました。確かに、あと数年で退職を考えるような立場の人にとって、このプロジェクトには大きなメリットがないかもしれません。しかし、長期的に見ると、この仕事は5年、さらには10年後の新たな成長のチャンスを生み出す可能性を秘めているのです。
長期的視点と短期的行動のバランス
この上司の言葉は私のモチベーションを再び高めてくれるきっかけとなりました。「5年後を見据える仕事」と「今年やるべきこと」をバランスよく捉え直す必要性を感じたのです。その上で、再度交渉の場に立つ覚悟を決めました。
私たちは目先の成果だけでなく、長期的な視点での価値を考えることが重要です。もちろん、現実には長期的なメリットを強調しても、すべてがスムーズに進むわけではありません。それでも、この視点があれば、目の前の困難を乗り越え、新しい未来を切り開く力になると信じています。
結び
仕事を進める中で、困難やリスクに直面することは避けられません。しかし、その困難を乗り越えた先には、長期的な成果が待っているかもしれないという視点を忘れてはいけないと思います。短期的な目標をしっかり達成しながら、5年後、10年後の未来に向けて行動していく。そのバランスを大切に、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。

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